親を許してもいいし許さなくてもいい

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こんにちは。 

 

この記事を開いてくださったかたは少なからず親との確執を感じ、乗り越えようと奮闘されているかただと思います。

 

今回の議題はタイトルの通りです。

 

親を許すべきか?

 

このテーマを、単なる親批判にとどまらないように考えてみたいと思います。

 

「常識的」っぽい考え方

 

まず、”世間”に対して受けが良さそうな考え方は、

 

「親は精一杯のことをやってくれたんだから大人になったら親に感謝して与えられたもので生きていけ」

 

というものでしょう。

 

たしかにそういう生き方ができるにこしたことはないと思います。

 

ただ、本当にその考え方に固執する必要があるのでしょうか?

 

少し考えてみたいと思います。

 

子にとって大切なことはなにか?

まず最初に子供にとって一番大切なことはなにかをはっきりさせておきましょう。

 

それは、

 

人生を自分の意思で選択し、時には苦労しながらも幸福を追い求めて生きていけること

 

でしょう。

 

この点に関しては親も子も意見が一致しているはずです。わかっていてもうまく実行できない親がいるという現実があるだけです。

 

そもそも自分の親はこの願いを持ってない!というかたは躊躇なく親から逃げていいと思います。

 

いま自分はどうなりたいか?

ここで自分はどうなりたいかを考えてみましょう。

 

仮にです。もし仮にあなたがいまものすごい幸せの絶頂にいたとします。

 

自分の努力が次々実り、我が人生ここにありという感覚を持っていたとしたら。

 

そのときはきっと、親を許すことができるかもしれないと思いませんか?

 

100%全面的に許すことはできないにしても、まあ仕方なかったんだろうなくらいには思えると思います。

 

つまり、いまのあなたにとって大切なことは幸せになることです。

 

しかし常に幸せなひとなんていませんから、現実的には人生を自分の意思で選択し、時には苦労しながらも幸福を追い求めて生きていけることというさっきの結論に落ち着くでしょう。

 

つまり、幸せを追い求められることが大切なわけです。

 

親を許すべきか?

では、親を許すべきかという本題です。

 

これに関しては、必ずしも許す必要はないという結論になります。

 

なぜならあなたにとって大切なのは幸せを追求することだからです。

 

「親を許すべき」という考えが「幸せの追求」を邪魔するなら、一旦おいといていいのです。

 

まずは先に幸せになる努力をしましょう。

 

そしていつか幸せになれる日が来たら、そのときに親を許してあげればいいんじゃないでしょうか。

 

最後に

親を許すべきとはなんとなく”世間”に受けが良さそうですが、それで本質を見失っていては仕方ありません。

 

大切なのはあなたの幸せです。まずは自分を大切にしましょう。

 

それでは、さいごまで読んでいただきありがとうございました!